通信制高校に進学

 

 

不登校の方が、通信制高校に進学するという方法は、現代では普通にあります。

 

むしろ、私の知っている方でも、そうした方は数多く存在します。

 

 

ここではもう一度、通信制高校という選択肢もあるということを、利点と欠点を交えて、お伝えします。

 

 

 

おさらい 通信制高校とは? 

 

 

 

まず、全日制高校と定時制高校は、説明不要だと思います。

 

全日制高校はいわゆる昼間制の高校です。朝方から夕方付近まで、決められた曜日と時間帯に通学する高校です。

 

 

定時制高校は夜間などの時間帯に通学し、授業などを行う高校のことです。

 

 

ただし、定時制高校でも、昼間に授業などを行うことは普通にありますので、定時制高校は夜間だけ、というのは誤りです。

 

 

 

そして、第3の選択肢として通信制高校があります。

 

通信制高校とは、通学ではなく、通信を基本として運営されている高校のことです。

 

 

呼んで字のごとくですが、これが真実です。そして、通信制高校は、全日制高校と定時制高校とは違います。

 

これは、利点もあれば、残念ですが、欠点もあります。

 

いずれにしても、目的次第だと思いますので、解説します。

 

 

通信制高校の利点は?

 

 

 

はい、では通信制高校のメリット(利点)ですが、上記にまとめてみました。

 

まず、通信制高校にも、私立と公立があります。そして、通信制高校も、私立のほうが、お金はかかります。

 

 

 

 

入学金や、年間の諸費用などはそうでもありませんが、決定的に違うのは、学費(授業料)です。

 

これは、公立よりも私立のほうが、かなり高くなってしまいます。

 

 

私の知る限りでは、30万円以上の授業料が、1年間に必要な私立の通信制通信制高校もあります。

 

それなので、私立を選ぶ場合には、この点は注意しておかなければなりません。

 

 

 

ただし、私立ならではのメリットもある

 

しかし、私立には、公立の通信制高校とは違い、利点もあります。

 

例えば、課題提出を行うときも、オンライン(インターネット)から課題提出が可能であったりという場合です。公立は、これを認めていない所もあります。

 

課題提出を、インターネットから認めているところが多いのが、私立の特徴

 

 

 

後は、スクーリング(登校日)も違いがあります。

 

公立は、あらかじめ登校日が決められています(全日制高校などよりはずっと少ないですが)。

 

 

しかし、私立であれば、高校によっては、1年のうち、5日程度だけ通学すれば良いという所もあります。

 

これは、決定的に大きな違いと言えます。

 

通信制高校に在籍している人の7割が、私立であることの大きな理由の1つであるとも言えます。

 

 

スクーリング(登校日数)も、非常に少なくて済むのが私立

 

 

 

また、3つ目の特徴として、サポート体制があります。

 

公立の通信制高校は、一定以上の学力があるということが前提で、進められていきます。

 

 

そして、単位を認定するためのサポート体制というのも、実は薄いことが多く、自分1人では勉強できない(ついていけない)ということも、実は多々あります。

 

 

それなので、現実には、サポート校という、卒業を補助するための施設を利用する人もいます。

 

 

しかし、その場合は1年間で80万円〜100万円程度のお金が発生してしまいます。

 

 

 

一方で、私立の通信制高校は、そもそもとしてサポート体制もセットになっていることが多く、もし勉強につまづいてしまった場合であっても、手厚いサポートが受けられることが多いのです。

 

 

それなので、結果として私立の通信制高校のほうが、安上がりだという人もいます。

 

サポート体制に大きな違いがある(私立のほうがサポート体制は手厚い)

 

 

 

ここまででまとめると、私立の通信制高校と公立とでは、以下の違いがあります。

 

 

 

 

 

利点2 通学費用が安いことが多い

 

 

 

2番目のメリットです。通信制高校はそもそもの通学頻度が少ないので、交通費などを圧倒的に節約できることが、大きな利点であると言えます。

 

 

私の知る限りでも、定時制高校に片道1時間以上かけて通学してきていたような人もいたので、正直、コスパが悪すぎると感じたこともありました。

 

 

お金と時間を大幅に節約できるといのであれば、やはりこの点は通信制高校の大きな利点です。

 

 

利点3 全日制・定時制よりも、時間が確保しやすい

 

 

後は、時間です。通信制高校のとても大きな利点ですね。

 

決まった時間と曜日(日数)に、登校しなければならないということが無いので、課題などを終えれば、時間の融通がききます。

 

(※ただし、公立の通信制高校は、登校日などが事前に決められていることが大半)

 

 

そして、空いた時間で、自分が本当に取り組みたいことに時間を投資することができます。

 

 

労働しながら卒業を目指している方もいらっしゃいます。

 

後は、自分の将来の夢や目的が明確で、自分の時間を有効に活用したいという方が、通信制高校を選ぶこともあります。

 

 

利点4 年齢・学年による分別・クラス分けが無い

 

 

後は、私個人が感じた大きな利点として、年齢によるクラス分けが無いということです。

 

10代の方もいますし、20代の方もいます。

 

 

また、30代で、中学しか出ていなかったが、高卒の学歴が必要になったので、在籍しているという方もいらっしゃいます。

 

これは、とても自然なことではないでしょうか?

 

 

一般の会社では、労働者を年齢ごとに区分けする企業など、有り得ませんからね。多くの違いのある人が存在するというのも、私個人は利点の1つだと感じます。

 

 

(欠点)は?

 

 

逆に、通信制高校の欠点も、残念ながら存在します。主に、以下の通りです。

 

通信の欠点(デメリット)

1 強制力が無いので、自己管理が求められる
2 目的が無いと、自分の時間の使い方が分からない

 

 

 

 

欠点1 強制力が無いので、自己管理が求められる

 

 

通信制高校は、その性質から、勉強から、卒業に必要な課題提出も、全部自分1人で行わなければなりません。

 

つまり、基本的には、誰からも管理も監視もされない、ということです。

 

 

これはある意味ではメリットですが、逆にとても大きなデメリット(欠点)でもあるかもしれません。

 

 

私の知っている方に、小学6年生の子供を持つ親御さんがいます。そして、ある通信制の学習教材を買い与えたそうです。

 

 

しかし、悲しいことに、親が指示したりしないと、殆ど勉強せず、課題の提出などもできなかったそうです。

 

 

現実には、通信制高校も、同じ現象が起きています。

 

つまり、入学だけはしているものの、全く課題提出などは行わずに、学籍だけおいているというパターンです。

 

 

いわゆる幽霊学生ですね。しかし、こうした問題も現実にありますので、1人で勉強できるかどうかという適正は、極めて重要だと言えます。

 

 

 

欠点2 目的が無いと、自分の時間の使い方が分からない

 

後は、何も目的が無い人がとりあえず入っても、結局のところ、時間だけが過ぎて、虚しさだけが残ってしまうという声もあります。

 

 

 

自分がなりたいものや、目的が決まっていて、時間を投資したいという方は良いのです。

 

しかし、ただ何となく入ったというだけの人は、空白時間を結局のところ、有効に使うことが出来るかと言うと、難しいかもしれません。

 

 

それなので、通信制高校のメリットでもあり、デメリットでもある上記2点は、よく覚えておくべきだと思います。

 

 

 

 

1人で学習できること、夢や目的が決まっているかどうかがポイント

 

 

それなので、まとめますと、

 

 

 

・自分ひとりでの学習が苦痛でなく、自己管理がしっかりとできる人

 

・夢や目標があり、時間を有効活用できそうな人

 

 

 

この2つが当てはまる人が、通信制高校には向いていると言えます。

 

逆に、もし夢も目的も何も無く、勉強自体も嫌いで仕方が無いというのであれば、一度立ち止まって考えてみた方が無難かもしれません。

 

 

お金だけ無駄に支払って終わるということは、避けたいですからね。

 

 

もし進路の1つに考えているならば、まずは資料請求などをされてみるのも良いと思います。


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